プロ野球(NPB)の現役ドラフトとは?対象選手などを紹介

野球
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2022年オフから始まると言われている現役ドラフト

これはメジャー(MLB)のルール5ドラフトを参考にされています。
※ルール5ドラフトについてはコチラの記事をご覧ください

今回はそんな現役ドラフトについて書かせていただきます。

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現役ドラフトの目的

現役ドラフトの目的は移籍を活発化させ、選手の出場機会を増やすことです。

選手層が厚く自球団では出場機会が無いが、

他球団なら出場出来る可能性あったり、

潜在能力は良いものがあるがイマイチ伸び悩んでおり、

他球団で環境を変えれば芽が出る可能性がある。

など、選手にとっては活躍できる起爆剤の一つになることもあるのでは無いでしょうか。

現役ドラフトの対象選手や流れ

現在分かっている大まかな流れとしては、

11月末までに戦力外通告を行い、12月上旬には来季の保有者名簿がNPBから公示されます。

その保有者名簿の中から各球団は育成選手を除いた選手を2人以上出します。

他球団からの入札が1番多かった球団に最初の指名権が与えられ、
次に獲得された球団順に指名権が一巡するまで続きます。

各球団は最低1人以上は獲得するので、1人以上の入れ替えが行われることになります。

移籍後活躍した選手

NPBでは移籍後活躍しタイトルを獲得した選手もいます。

福地 寿樹(ふくち かずき)

福地選手は、1993年ドラフト4位で広島カープに入団します。

その後、2006年に西武ライオンズへ移籍をし、
2007年12月に人的補償でヤクルトスワローズへ移籍をします。

すると移籍1年目の2008年から盗塁王のタイトルを獲得し、
翌2009年にも2年連続で盗塁王を獲得しました。

鉄平(てっぺい)

鉄平選手は、2000年ドラフト5位で中日ドラゴンズに入団します。

その後、中日に5年間所属しましたが1軍では合計52試合の出場にとどまり、
2006年に金銭トレードで楽天イーグルスに移籍します。

すると移籍1年目から打率3割を記録し、移籍4年目の2009年には首位打者を獲得しました。

桑原 謙太朗(くわはら けんたろう)

桑原選手は2007年にドラフト3位で横浜ベイスターズに入団します。

その後、2010年11月にオリックスバファローズへ移籍をし、
2014年11月に阪神タイガースへ移籍をします。

すると移籍3年目の2017年には最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得しました。

まとめ

以上が現在分かっている現役ドラフトの概要です。

もちろん本人の努力が実を結んだのでしょうが、
移籍を機に活躍する選手もいることから、個人的には良い制度だと思っています。

これにより野球界が今以上に活気あるスポーツになれば嬉しいですね。

今後の野球界に目が離せません!

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